菊池建設工業株式会社

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ジックボードM工法

  1. 概要

    ジックボードM工法はマンホール更生工法と防食工法を兼ね揃えた工法です。
    材料であるジックボードを既設マンホール内側に設置し、隙間にグラウト材を充填する事で既設マンホールと一体化させて強固な複合マンホールとして更生します。
  2. 特徴

    • ジックボードは工場製品のため品質が安定している
    • ビニルエステル樹脂FRP形成板により耐薬品性に優れる
    • 乾湿条件に左右されない接着安定性を有する
    • レベル2地震動に対応した耐震性能を有する
    • 加工性があり、部位形状に合わせて切断加工が可能
  3. 適用範囲

    1. 適用人孔:
      組立マンホール1、2、3号
    2. 人孔深さ:
      10m以下
    3. 人孔減肉量:
      鉄筋露出まで

施工手順

  • 吸水防止剤塗布

    既設コンクリート面に吸水防止材テックスを規定量塗布します。

  • ジックボード設置

    ジックボードを既設マンホール内側に設置します。既設マンホールとの間にグラウト材を注入する隙間を設け、ジョイント部材で繋ぎ合わせます。

  • 目地部シール

    ジックボード間の目地部をボンドシリコンコークで充填します。

  • グラウト注入

    ジックボードと既設マンホールの隙間に無機質グラウト材を充填し一体化させます。

  • 目地部処理

    目地部にジョイントカバーを設置します。

  • 端部処理

    ジョイントカバー、タラップ回り等にボンドシリコンコークを充填します。

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