菊池建設工業株式会社

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マグマロック工法

  1. 概要

    マグマロック工法NGJ及びマグマロック工法mini・NGJは本管のマンホール近傍に予め切削溝を設けてスリーブ材を設置することにより、地震時の応力を目地に集中させひび割れを誘導し、その衝撃吸収効果によりマンホールと管きょの接続部の損傷を防止する工法です。
  2. 特徴

    • マンホールと管きょ接続部を耐震化
    • 通水しながらの施工が可能
    • スリーブ材は工場製品のため品質が安定している
    • 更生管にも対応可能
    • 材料製造・流通の履歴が管理追跡できる
  3. 適用範囲

    1. 適用管径:
      グマロック工法NGJ φ800~3,000㎜
      マグマロック工法mini・NGJ φ200~700㎜(マグマロック工法mini・NGJ)
    2. 設置個所:
      マンホール外壁から500㎜以内の位置
      胴巻きコンクリートがある場合、その端部から500㎜以内の位置
    3. 管内流速:
      流速1.0m/S以内
    4. 管内水位:
      マグマロック工法NGJ 管径の25%以下(φ1650㎜以上は最大水位40㎝以下)
      マグマロック工法mini・NGJ 管径の1/3以下

施工手順(マグマロック工法NGJの例)

  • 事前調査工

    管内水位・流速を確認し、設置箇所の管内径・継手位置の状態確認を行います。

  • 時前処理工

    設置個所の洗浄・清掃、誘導目地位置のマーキングを行います。
    また、設置個所に凹部がある場合は事前に不陸整正します。

  • 誘導目地設置工(目地切削を必要とする場合)

    誘導目地切削機を据付、所定の深さまで切削を行います。

  • シール材充填工

    鉄筋の腐食を防止するため、切削した目地にシール材を充填します。

  • マグマロック設置工

    専用油圧ジャッキを使用し、マグマロックを拡径・固定します。

  • 完成

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