FRP内面補強工法
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概要
- FRP内面補強工法は専用の補修機に補修材を装着し管路内の補修箇所に設置後、補修材を既設管に圧着した状態で硬化させ強固なFRP管を形成する内面補強工法です。
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特徴
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- 光硬化・熱硬化と2種類の硬化方法がある
- 補修する目的により、更生材(補修)を選択する事が出来る
- 補修材は優れた耐薬品性と耐ストレイコロージョン性を有する
- 耐震機能型補修材はレベル2地震動に耐える追従機能を有する
- 下水道用硬質塩化ビニル管と同等以上の耐摩耗性を有する
- 耐高圧洗浄性として15MPaで剥離、破損なし
- 取付管一体型で取付管口と本管を一体的に補修可能
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適用範囲
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- 管種:
- 陶管・鉄筋コンクリート管・塩ビ管・FRP管
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- 適用径:
- φ150㎜~φ700㎜ 補修幅 40㎝(熱硬化・光硬化)【標準型】
φ150㎜~φ400㎜ 補修幅 100㎝(熱硬化)
φ200㎜~φ300㎜ 補修幅 100㎝(光硬化)
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施工手順
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施工前処理工
管内を洗浄し、TVカメラ調査で施工箇所の場所と異常を確認します。
障害物がある場合は事前に除去します。 -
補修前作業
樹脂の配合、補修材への含浸を行い、材料を補修機に装着します。
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内面補修工
補修材を装着した補修機を補修箇所に誘導し拡径します。
補修材を既設管に圧着させ加熱・又は光照射による硬化を行います。
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施工確認工
補修機を撤去後、再びTVカメラを使用して管内の補修状況を確認します。
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関連サイト
- 光硬化工法協会(旧FRP内面補強工法協会)HP