オメガライナー工法
-
概要
- オメガライナー工法はあらかじめ工場でΩ状に折りたたんだ硬質塩化ビニル管を既設管内に引込み、蒸気で加熱する事で円形に復元し圧縮空気により既設管と密着させ強固な自立管を構築する管更生工法です。
-
特徴
-
- 材料は認定工場製品のため品質が一定
- 蒸気による円形復元で施工時間が短い
- 材料に有機溶剤を使用していないため、臭気対策や火災等の心配がない
- 既設管の曲がりや段差にもフレキシブルに対応
-
適用範囲
-
-
- 適用管径:
- (自立管)φ150㎜~φ400㎜
(二重構造管)φ250㎜~φ450㎜
(ライニング)φ150㎜~φ450㎜
-
- 施工可能延長:
- 60~120m(管径による)
-
- 曲がり:
- 10°以下
-
施工手順
-
既設管へ材料の引込み
マンホールからオメガライナーを既設管内へ引込みます
-
円形復元
ボイラーユニット車よりオメガライナーの内部に蒸気を送り込みます。
蒸気によって加熱されたオメガライナーは形状記憶効果により円形に復元します。 -
圧縮空気により既設管と密着
圧縮空気を送り込み低圧をかけたまま空気で冷却することにより、既設管に密着させます。
-
取付管口削孔
ロボットカッターを用いて取付管の穿孔を行います。
-
端部処理
管口から出ている材料をカットし、管口を仕上げて完成です。
-
関連サイト
- SPR工法協会HP